屋根漆喰の種類とは?
かわらを固定したり、雨水の侵入を防ぐ役割を果たす漆喰には、いくつかの種類があります。
そこで今回は、屋根漆喰の種類について見ていきましょう。
▼屋根漆喰の種類と特徴
■本漆喰
古くから日本で「漆喰」と呼ばれてきたのが、この本漆喰です。
消石灰にフノリと呼ばれる海藻と麻スサを混ぜたもので、すべてが自然の原料でできています。
左官職人が原料を調合しながら作業を行う本漆喰には、高度な技術が必要です。
■土佐漆喰
その名の通り、かつての土佐、現在の高知県で主に使用されています。
3カ月以上もの期間をかけて発酵させたわらを消石灰に混ぜているため、真っ白ではなく黄色みががった色合いに仕上がるのが特徴です。
その後、紫外線に当たることによって、だんだんと色が白く変化してきます。
かまどにも使われていたほど、非常に丈夫な漆喰です。
■琉球漆喰
こちらは、かつて琉球と呼ばれた沖縄の漆喰です。
原料は生石灰と稲わら、それに水のみで、化学成分は一切入っていません。
沖縄の言葉で「むち」と呼ばれ、特徴的な赤い屋根のかわらを固定するために使われてきた漆喰です。
世界でも沖縄だけでしか作られていない貴重な琉球漆喰は、廃棄すると土にかえる性質があります。
自然に優しい建材として、コンクリート建造物が増えている沖縄で見直しの動きが高まっている漆喰です。
▼まとめ
屋根漆喰の種類について、古くから使われているものを3つご紹介しました。
近年は合成樹脂を使った漆喰も登場していますが、自然に優しい漆喰を見直してみてはいかがでしょうか。
弊社は関東と関西エリアにおいて、さまざまな屋根工事を承っております。
雨漏りの修理や屋根工事のご用命は、弊社までお気軽にお寄せください。
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